【必ず身につく!】続ける力を身に付ける方法!
習慣が人生を変える!!
皆さんは何かを『習慣化しよう!』として続かなかった経験はありませんか?
例えば、『筋トレ・ダイエット』『英語勉強』など。
これらを習慣化させた先にあるのは、アクティブでやる気に満ち溢れた ''理想的な自分の姿'' だと思います。
しかし、理想に近づくのは難しいことです。
現に理想に近づくために考えた習慣は続かずに終わっていることが多いです。
いくら大きな理想を抱いたところで、行動できていなかったらいつまで経っても叶うことはありません。
しかし、習慣化して毎日少しずつでも積み重ねていけばチリも積もれば山となり、やがて大きな目標も叶う事でしょう。
そのためには「習慣化」を容易にする方法を学ぶ必要があります。
今回はそんな「習慣力」を身につける方法を共有していきます。
習慣が人生を変える!
『人は習慣の生き物』と言うほど、習慣としているものが人に与える影響は大きいものがあります。
何を習慣にしているかで、その人が(人生が)どんな風になるか決まるといっても過言ではありません。
そんな『習慣』ですが、冒頭にも書いた通り理想的な自分に近づくために必要な事ですが、なかなか続きにくいという点があります。
しかし、ある事を意識して取り組むと驚くほど成果を出せ続けられます。
それは、『習慣を小さくする』ということ。
小さすぎて、バカバカしいと思う行動が大きな成果を生み出す。
つまり、失敗できないほど目標を小さいものにすれば、習慣は手に入りやすくなります。
ここで、『目標が小さすぎては、最終的に得られるものも少ないのでは?』と、考える人もいるかもしれません。
しかし今回紹介する本では、著者はこう語っています。
『たまに30回の腕立て伏せをするより、毎日1回腕立て伏せをする方がずっと優れている』
小さくても続けること(習慣にすること)が大きな成果を生み出す上でとても重要になります。
では小さな習慣を得る、その方法を具体的に見ていきましょう。
小さな習慣とは?
『小さな習慣』とは、毎日これだけはやると決めて必ず実行する、本当にちょっとしたポジティブな行動です。 ''小さすぎて失敗すらできない'' ものなので、気軽に取り組むことができ、それでいてびっくりするほど効果があるため、新しい習慣を身に付けるためには最適な方法だといえます。
(小さな習慣 より)
今回紹介する『小さな習慣』(スティーヴン・ガイズ著、田口未和訳)の冒頭には、このように記載されています。小さな習慣を使えば、人生を大きく変えるチャンスが高まるとすら著者は言います。
習慣が長続きしないのは自分自身に問題があるからだと考える人も多いでしょうが、本当はそうではなく、やり方が間違っているだけ。でも小さな習慣なら、罪悪感に悩まされることも、大きすぎる目標に怖気づくこともないということ。そして新しい習慣を長続きさせるには、自分の脳を味方につけることが大切。脳の働きをうまく利用すれば、一生の習慣を簡単に身につけられるというのです。
著者によれば最終的な目標は、自分の生活に健康的(ポジティブ)な習慣を取り入れ、それを長く続けられるようにすること。
今回は『小さな習慣』8つのステップの要点をまとめてみましょう。
『小さな習慣』を失敗させない8つのルール
では小さな習慣を身に付けるためのステップを紹介します。
1.小さな目標とプランを選ぶ
まず、これから身に付けたいと思っている習慣をざっとリストにしてみる。
小さな習慣なら一度に複数の習慣に取り組むことも可能です。
しかし、ここで注意なのは1度に4つ以上の小さな習慣に取り組むのは進めていません。
理由は量が多くなると一つ一つの小さな習慣を簡単に達成できたとしても、注意力が分散されどれか1つを怠ったり忘れたりしがちだからです。
そして一つ一つはごく簡単なものであっても、毎日全てをしようと思えば、それなりの意志力と鍛錬が必要になります。
「小さな習慣は95%ではなく100%の達成率」を目指しています。
なので、どんな日でも100%できるくらい小さな目標にすることがここでは重要になります。
2.『なぜドリル』を使う
自分の選ぶ習慣が努力に値するのかどうか? そのことを知るいちばんの方法は、「なぜその習慣を選ぶのか、その理由を明らかにする」ことです。
そして、自分への問いかけのために重要なのが、「なぜドリル」を行うことなのだそうです。
ドリルの役割は、「掘り下げる」ということ。
具体的には、取り組もうと思っている習慣をリストにしたら、「なぜそれを望んでいるのか」を考えてみる。シンプルな「なぜ?」の問いかけが、物事の核心まで掘り下げる優れた方法になるという考え方です。
3.行動開始の合図を決める
小さな習慣の行動開始の合図で一般的なのは、時間ベースのものと行動ベースのものです。
・時間ベースでは、例えば『私は月、水、金の午後3時にジムで運動する』と決めます。
・行動ベースなら、『月、水、金の昼食を食べ終わってから30分後に、ジムへ運動しに行く』と決めます。
あなたのライフスタイルによってこのベースは変わります。
4.報酬プランを考える
自分の脳に褒美を与えることが大切です。結果的にはそれが、小さな習慣を定着させてくれるというのです。
5.全て書き留めておく
何かをすぐに書き留めておくと、頭の中にある様々な考えの上位に位置づけることができます。
毎日寝る前に結果(どういう目標を立てたのか?目標達成できたのか?)を確認することが重要です。
そうすることで、常に自分の小さな習慣、その進行状況と成果を意識するようになります。
その効果は絶大と言います。
振り返りメモひとつもバカにできません。
6.小さく考える
立てる目標は小さく、バカバカしいほど小さくするべきです。
小さな習慣は、失敗を恐れる必要がなく罪の意識を感じずにすむことです。たとえその日、意思力を使い果たしていても、やるべき課題は本当に小さなものなので、どうにでもやり遂げる方法を見つけられるというのです。
例えば著者は、どんなに意思の力が不足しているときでも、『腕立て伏せを1回する、本を2ページ読む、50ワードの文章を書く』という課題すらこなせないと思った日は1日としてないそう。
小さな習慣は継続できるので目標は小さくする、それが成功の秘訣です。
7.スケジュールを着実にこなし、期待しすぎない
1日22キロ走るとか、3000字の文章を書くといった種類の目標に関しては、高い期待は避けた方が無難です。
著者は本の中でこんな風に語っています。
「目標がいつの間にか大きくなってはいないでしょうか?大きな目標は拒んでください。目標は小さなものに保ち、それを上回ればいいのですから。」
やはりここでも大切なのは大きなことをするのではなく、小さな事を確実に続けるということ。
8.習慣になる兆しを見逃さない
習慣化できている感覚を持つことも大切だと言います。
そういった感覚を具体的に言語化したものが以下のものです。
・抵抗感がなくなる
ーその行動をしないよりもするほうが簡単だと感じる
・一体感
ーその行動が体の一部になる
・無意識の行動
ー意識して決断を下さなくてもその行動をはじめる
・不安がなくなる
・日常化
ーある行動が当たり前のものになれば、それは習慣
・退屈に感じる
このように感じたら、取り組んでいることは習慣となったと言えるでしょう。
今日から始めよう!
叶えたら多くの人が羨ましがるような、大きな目標を立てる事は誰にでもできます。
しかし大きな目標も、継続して行動しなければ決して叶う事はありません。
大切なのは習慣です。
そして習慣を身に付けるためには、小さすぎてバカバカしいと思うような目標を立てることが重要です。
著者は「小さな目標は大きな目標より優れている」と言います。
どんなに大きな目標もそこに向かう最初の1歩があると。
そして大きな1歩を今日踏み出す事は難しくても、小さな1歩小さすぎる1歩ならば今日から、今からでも踏み出す事はできます。
今すぐに始められてずっと続けられる「小さな習慣」。
長い目で見れば、そのばかばかしいほど小さな習慣こそが、最も優れたことであるのかもしれません。
今から小さくでも力強く人生を変えていくためにも、ぜひ読んでおきたい1冊だと思います。
興味のある方はぜひ以下のリンクから本を手に取ってみてください。
まずは「本を買ってみる」それが、小さくとも大きな一歩なのかもしれません。
僕はこの本と出合って小さく続けることを知りました。
小さくても動き出せれば、きっと良い方向に向かっていきます。
小さくしかし、確実に続けていきましょう!
ありがとうございました。